映写技師がさまざまな劇場音響機器を操作および修理するのに役立つ、1938 年に発行されたマニュアルです。 主に Western Electricについて書かれており、RCA については 1 章が含まれています。 H.F.ゲルドマイヤーによって出版されたものの複写です。
説明には現場で時間的に余裕がない技師のため故障対応できる知識と技能の向上に資するための講座というようにかかれています。
大略1938年以前のフィルムアンプ、メインアンプ、タンガー電源、ネットワーク関連で大部分はWEで、詳細は各インデックスを参照してください。
この資料は大変珍しいもので通常入手できるWESTERNの回路資料等とまったく違い、たとえば８６アンプの場合ヒーター・グリット・プレート・カソード回路という具合に各回路別に修理方法などの説明があります。

資料を必要とされている方やご自分でこれらのアンプを修理したいという方に大変参考になると思います。一例として、91アンプについては抵抗と電解コンデンサーのチェックの方法やそれらの不具合が招く故障についてかなり具体的に記述されています。
約４８０ページ内容はセクション１から９までとsupplement on elements of electricityで構成され １；フィルムアンプ（前置アンプ）、２：フェーダー、３：パワーアンプ、４：各種パネル(200パネル等・関連コントロールキャビネット）、５：パワーサプライ装置、６：モーターコントロールキャビネット、７：ユニバーサルベース, 8：ワイドレンジとミラフォニック装置、９：RCA音響装置、最後が補足となっています。
多少書き込みがありますがクレーム・返品は受けません。必要な方のために追加しましたが、この一冊が最終最後で、以後出品することはありません。